クラウドファンディングとは?クラウドファンディングで初心者でも資金調達
クラウドファンディングはリスクとリターンのバランスが非常に優れており、他の投資方法と比べても優位性がとても高いのです。今回は「そもそもクラウドファンディングとは何なのか」について、その基礎を図解しながらしっかりかつ簡単に学んでいきましょう。
クラウドファンティングの歴史
クラウドファンディングという言葉自体は比較的新しいですが、人々から資金を募り、何かを実現させるという手法自体は古くから存在していました。寺院や仏像などを造営・修復するため、庶民から寄付を求める「勧進」などがその例です。
インターネットの普及に伴い、2000年代に米国で先駆的なウェブサイトが続々と開設され市場が拡大してきました。代表的なサービスにIndiegogoやKickstarter等があり、特にアメリカやイギリスではクラウドファンディングは資金集めの方法として一般的なものになりつつあります。
日本では、2011年3月にREADYFORが日本で初めてのクラウドファンディングサイトとしてサービスを開始し、現在まで複数のサービスが開設され、クラウドファンディングの認知も徐々に広まりつつあります。
クラウドファンディングという仕組みによって、これまで企業や団体しか出資者となり得なかった分野にも、個人が小口の資金で参加する事が可能となったのです。クラウドファンディングによって資金の流動性が高まり、結果として新しいイノベーションが生まれ経済が活性化する事が見込まれているのです。
急成長するクラウドファンディングの市場規模
ここ数年でクラウドファンディングの市場規模は瞬く間に膨れ上がっています。2016年度はなんと前年比1.7倍。
新規参入業者も矢継ぎ早に増えており、これから投資のスタンダードになるまでそう長くはかからないでしょう。
クラウドファンディング初心者が失敗しないコツとは
まだ右も左も分からない初心者のうちは、とにかく一つの案件に小さな金額しか投入しないようにしましょう。これまでクラウドファンディングでは大きなトラブルやデフォルト案件は発生していませんが、万が一の可能性は常に否定できませんからね。
もちろん少額投資できるのもクラウドファンディングの魅力なので、お試しでいろんな案件に少額ずつ突っ込むのはなんの問題もありません。
案件の選び方についての一つのコツとしては、既に何回も募集実績のある案件(例:○○ファンド第10回…等)であれば、失敗する確率はグンと減ります。これは是非参考にしてください。いろんな業者で同等のことが言えます。
以上で、クラウドファンディングに関する概要はかなりご理解頂けたと思います。これから何か投資を始めてみよう、資産運用を考えてみようという方には、難易度が低く利益の目標を設定しやすいクラウドファンディングは最適だと思います。
プロジェクト実行者のメリット
資金調達を行うことができる
やりたいことがあっても、実現するための資金がない人が利用することで、資金を集めることができます。
多くの人にPRできる
クラウドファンディングを行う中で、多くの人々に活動をPRすること
テストマーケティングにも活用できる
応援コメントやメッセージのやり取りなどを通じ、支援者と交流もできるため、ユーザーのニーズを拾い上げ、商品やサービス開発に生かすこともできます。
ファン作り
活動への想いや背景を伝えることでファンを獲得できることもメリットの一つです。
実行者はプロジェクトが成立した場合、支援者との約束通りにプロジェクトを実行する義務が発生しますが、万が一プロジェクトが実行できなくなった場合には支援者に説明をし、返金などの対応を行う責任があります。
そのため、目標金額設定、プロジェクトの実施計画に不備がないかどうか十分に企画を練る必要があります。
また、スケジュール遅延やリターンの遅延においても説明を行う責任がありますので、支援者と十分なコミュニケーションをとり、信頼関係を維持していくことも大切です。
プロジェクト支援者のメリット
魅力的なリターン
購入型のプロジェクトでは、支援することで魅力的なリターンを手に入れることができます。中には、まだ世の中で販売されていない商品がリターンに設定されていることもあります。
プロジェクトで社会とつながる
「支援する」という形で、社会的意義のあるプロジェクトや、普段接点のないような大きなプロジェクトに携わることができます。
双方向性のあるコミュニケーション
多くのプラットフォームには双方向にコミュニケーションをとれる機能があり、実行者に質問をしたり想いを伝えたりすることができます。
プロジェクトが成立し実行者が資金を調達しても、不測の事態や災害など避けられない理由により、資金を本来の使途で使えないケースが発生する場合があります。また購入型だと、リターンが送られない場合もあります。
支援者は支援をする前に、「このプロジェクトが想定通り進むか?」や「実行者の信頼度は高いか?」などを見極める必要があります
自分のスタイルにあった業者を選ぼう
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人気があって安定している業者を使いたい
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できるだけ低リスクで確実に投資したい
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できるだけ高利回りのファンドに投資したい
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幅広い案件に手広く少額で投資してみたい
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少額で初心者にも使いやすい業者を使いたい
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やっぱり最大手の業者は使っておきたい
クラウドファンディングで資金を集めた事例を集めてみました。
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社会貢献
国際協力
規模200~500
ネパールの女性に笑顔の仕事を!
家族を支えるリップバーム作り支援総額:2,748,000円
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社会貢献
文化支援
規模500~
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社会貢献
医療・福祉
規模100~200
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ビジネス
飲食店開業
規模30~50
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ビジネス
デザイン・ものづくり
規模30~50
米ぬか温湿布(米糠+玄米+塩)
チンしてカイロを広めたい!支援総額:301,000円
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ビジネス
食べ物
規模50~100
鹿児島の美味しいお肉で、日本中に鹿児島のファンを増やしたい!
支援総額:738,000円
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個人の夢
音楽・パフォーマンス
規模100~200
音楽の力を世界に!米国大学院でピアニストとしての腕を磨きたい
支援総額:1,324,000円
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個人の夢
本・コミック
規模50~100
【個人相談・コメント受付中】