34歳貧乏人からお金持ちへ成功

貧乏人から脱出★貧乏人の考え方・お金持ちの考え方・貧乏になる方法・お金持ちになる方法

マルチ商法とねずみ講の違い【合法・非合法】

マルチ商法ねずみ講の違いが分からず全てアウトだと思っている人がたくさんいますので今回は【マルチ商法ってなに?】【ねずみ講ってなに?】について教えたいと思います。

f:id:ryouhinjapan:20200306175834p:plain

 

ねずみ講」は非合法、「マルチ商法」は合法。 

よく混同されがちな2つの言葉ですが、実は違った意味を指します。大きな違いは「ねずみ講」は「無限連鎖講」と呼ばれ、犯罪にあたります。しかし「マルチ商法」は「連鎖販売取引」と呼ばれ犯罪にはならないのです。

 

「ねすみ講」とはどういう意味か?

1) 商材が無いのが特徴です。
  金銭のやり取りだけで、商品が介在していません。
  寄付、入会金、会費など呼び方は様々ですが、現金のみが目的である場合。
2) 個人との間で金銭のやり取りが存在します。
  紹介者と上部会員に直接送金の義務付けるなど、個人間の金銭のやり取りが存在します  。
  最近ではメールを使ったものが存在し、摘発を受けています。
3) 永遠に会員の募集だけを進め、会社としてのビジョン、計画性が一切ありません。

4) 一人の会員から伸びた組織に制限がありません。
  将来の展望が全て会員からの現金収集に頼り、それ以外に収入の道がないため会員募  集だけに力を入れます。その結果最終的には破綻してしまいます。

結局現金のやり取りだけが目的で、永遠に会員を集めなくては破綻してしまうのがねずみ講の特徴です。最初に始めた人だけが儲かり、末端の会員は損をしてしまいます。無限連鎖的に会員を集め集金をしますが結果最後は機能しなくなります。

現在ねずみ講特定商取引法により禁止されています。
無限連鎖講の防止に関する法律
第5条 無限連鎖を開設し、または運営したものは3年以下の懲役もしくは300万円以下の罰金に処し、またはこれを併科する。
第6条 業として無限連鎖講に加入する事を勧誘した者は、1年以下の懲役または30万円以下の罰金に処す。
第7条 無限連鎖講に加入する事を勧誘したものは、20万円以下の罰金に処す。

このようにされており参加者全員が罰せられます。

 

無限連鎖講」といわれ、簡単にいうと「組織がねずみ算的に拡大してゆくシステムで、上の階層が下の階層の人の儲けを吸い上げる仕組みになっているビジネス」です。よく聞く「会員になって新しい紹介すれば紹介料がもらえる」という仕組みです。また、ねずみ講の特徴は商品の販売が目的ではなく、金品の受け渡しが目的となっている点です。

 

マルチ商法」とはどういう意味か?

マルチ商法とは、法令上の名称では「連鎖販売取引」として規制を受けています。

一般に「ねずみ講」と一緒にされることも多いのですが、ねずみ講とは違い、マルチ商法は合法なものにはなって言います。その違いは、ねずみ講は単なるお金のやり取りだけで組織をつくるというのに比較し、マルチ商法の場合は、「商品やサービス、権利」の売買やあっせんなどお金以外の内容が含まれるという点にあります。

 

マルチ商法とマルチまがい商法

2001年までは特定負担金の額(2万円以上)など連鎖販売取引の定義条件に当てはまらないものが「マルチまがい商法」と呼ばれていた。

当時の大手を含めた多くのマルチ商法企業は、規制逃れを目的に特定負担金を連鎖販売取引の定義条件以下(2万円未満)に設定していた為、連鎖販売を主宰している企業のほとんどがマルチまがい商法という状況だった。しかし、2001年6月1日の法改正にて、連鎖販売取引の定義から特定負担金の条件がなくなった結果、規制逃れをしていた企業もすべて連鎖販売取引マルチ商法)に該当することになった。

 

特定商取引に関する法律(とくていしょうとりひきにかんするほうりつ、昭和51年6月4日法律第57号)は、訪問販売等、業者と消費者の間における紛争が生じやすい取引について、勧誘行為の規制等、紛争を回避するための規制及びクーリング・オフ制度等の紛争解決手続を設けることによって、取引の公正性と消費者被害の防止を図る、日本法律である[1]。略称は「特定商取引法」「特商法」。

 

 

■27カ月目で破綻する「ねずみ講」の数学的考察

ねずみ講」をご存じだろうか。ねずみが一定期間にどれだけ増殖するかを計算したものを「ねずみ算」といい、それを犯罪に応用したテクニックがねずみ講だ。よく「マルチ商法」(ネットワークビジネス)」と混同されるが、厳密には別物である。ねずみ講は無限連鎖防止法という法律で禁じられた非合法ビジネスなのに対し、マルチ商法合法なのだ。

ねずみ講の基本的な勧誘パターンの代表例は、「1カ月に2人、入会させるだけでいいのです。あとはその2人が新しい会員を2人ずつ増やすので、その入会費の一部が紹介料としてあなたの収入になります。確実に儲かる仕組みです」というもの。最初に会費を払って入会し、あとは2人の会員を勧誘すればいい。「1カ月で2人なら、私でもできそう」と軽い気持ちで始めてしまいがちで、まん延しやすいのである。

しかし、このビジネスシステムは人口が有限であることから、最終的に必ず崩壊するようになっている。図のように、ねずみ講はピラミッド構造をしている。最初の1人が会員を2人募り、次にその2人がそれぞれ2人を勧誘し……と続く。会員が毎月2人ずつ会員を増やしていけば、2カ月目は「1+1×2=1+2=3人」となり、3カ月目は2カ月目に新規入会した2人が2人ずつ勧誘するので「1+2+2×2=1+2+4=7人」となる。

f:id:ryouhinjapan:20200301141638j:plain

 

まとめ